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セローの旅&メンテ記録、滅多に更新しないからタマに見に来るだけでOK,裏でぼちぼち作業中・・・・
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バンプラバーが飛んでなくなっている・・・
以前からリアサスのやわらかさはわかっていたが
慣れて気にしなくなっていた、

初圧を上げればそれなりに硬く感じられるが
ボトムしやすいのは変わらないし、
初圧の締め込み量ももう限界まで締めこんでしまっている。

バンプラバー交換を機に
もうちょっと硬めのスプリングに交換してみようと思った・・・その顛末。



まずリアスプリングの取り外し。

やったことない。
なぜかスプリングコンプレッサーが1本だけあるので
コイツとダブルフックボルト2本を併用して取り外すことにする。




おっかなびっくりで何とかはずす、
バンプラバーはホンダのものを使用(バンプラバー 52427-KT1-671)。


長いのでカット


接着剤をつけさらにタイラップで固定、
とりあえずこれでバンプラバーの方は終了。







次はスプリング、
TWのものが付くが硬いとの情報を得たので中古のスプリングを入手、取り付けてみる。


そして乗ってみた。
付くことは付くが、あまりにも硬すぎる、
取り付け長最長(181mm)で体重が120kgくらいないと
サスが働かない感じ、さすがにこれはちょっと無理。






次はスプリングを発注してみた。
バネの強さ2割増しを目指し、
スプリング屋で公開している計算ソフトをあれこれいじりながら
計算した結果、ノーマルのバネを1巻きカットした

自然長190mm、内径50mm、座巻2、線径10mm 巻き数5 を発注した。

ばね屋の選定が難しく、手当たり次第に見積もりを出したら
6000円~26000円まで価格がさまざまだった、
ばね屋といっても得意分野がいろいろあるらしく、自動車のばねを扱ってる所を選ばないと
価格が跳ね上がってしまうようだ。

当然6000円のばね屋で発注、1週間でばねが届いた。

右のが発注したバネ


塗装の注文はしてないので自分で塗装する、
とりあえず手元にあったシャーシブラックで塗装。



並べてみた



取り付け時、設計ミスを発見した、
座巻きの部分だけ内径が小さいのである。
どうも製造時そうなるようで座巻きの部分は他の部分より内径が若干狭くなり
取り付けに難儀した、内径は52mmないし54mmにしておけばよかった。



セット長は174mm、これでノーマルのセット長170mmと初圧が同じくらいになるはず。



乗った感想はバネッぽさが増したが、奥での沈み込みが減ってまずまずといったところ。





普通はこれで終わるんだが、もうちょっとだけ続くんじゃ。


4日ぐらい経って、取り付ける途中、フレームにぶつかったところの色が剥げていたので
シャーシブラックから別の塗料で塗装することを決意、
いろいろググってみたところビニローゼという塗料を選択した。

厚く塗れて柔軟性もあるのでスプリングにぴったりだ。

塗装しようとスプリングを外したところ、
あれ?、締め付けていないのにスプリングがセット長のまま伸びてこない・・・


縮んでる・・・15mmくらい・・・

実質2時間も乗ってないんだが・・・こんなに縮むもんなの?
とりあえずバネ屋にメール、仕様通りだしチェックもしてるとのこと、
仕様通りと言われれば設計したこちらは文句が言えない、再チェックしてくれるとの
返事だったがどっちにしろ内径の設計ミスってるし、これはあきらめることにした。


6000円のトグロを巻いた鉄のオブジェ、誕生の瞬間である。


-しょうがないのでノーマルに戻す-





しかし、ここで終わってしまうと結局、ノーマルが一番マシだということの確認作業と
トグロオブジェ2本購入、という結果でとてもせつない、もう1本挑戦を決意する。

目をつけたのがセロー250のリアサス、自然長が長く巻き数も同じくらいなので
カットすれば比較的簡単に225用のリアサスに加工できそうだ。

真ん中が縮んだオリジナルサス、右がセロー250用
自然長は212mmくらい。


座巻き部分をカット、これで全7巻きちょい

そして長さの変更。
まず押さえてスプリングが縮むか試す。

このまま1日放置。



放置した結果、ハイ!元通り!
で、ですよねーそう簡単に縮みませんよねー


常套手段、熱を加える、
一方を縮めてバーナーで炙ると少しずつ曲がっていく。




先のほうを少し縮めすぎた・・・




何度か場所を変えて炙る、
バネが硬くなって折れると困るので
曲げ終わっても少し弱火で炙って急に冷えないように配慮した。





座巻き部分をグラインダーで平面に削る、
失敗すると取り返しつかないのでちょっとずつ慎重に行った。




自然長は196mm、ヘタリも考慮した。



取り付け長は179mm。



取り付けた感想は、

計算ではばね定数ノーマル7.7kgから10kgに変更のはずだったが
思ったよりやわらかい、
線径は11mmと思っていたがどうやら10.5mmのようだ、
有効巻き数が5.2ぐらいだからばね定数は8.3kgくらい、もうちょっと硬くてもよかったなあ。

乗ってしばらく走ってみると、沈み込むほどにコシが出ていい感じ。
ノーマルにあった、ボトム付近までグニョーっと沈み込む感覚はすくなくなった。


しばらく経ったらはずしてヘタリを確認してみることにする。
























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